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 旭化成名誉フェローで名城大教授の吉野彰氏のノーベル化学賞受賞を好感し、10日午前の東京株式市場では吉野氏が開発したリチウムイオン電池に関連する銘柄が活況だった。旭化成は朝方に一時、前日終値比43円高の1148円まで値上がりし、約3カ月ぶりの高値を付けた。午前終値は1126円。同社は主要材料の「セパレータ」(絶縁体の膜)の生産を手掛けている。

 ほかにも、材料メーカーの田中化学研究所やデンカなど幅広い銘柄が買われた。市場では「リチウムイオン電池の成長性に改めて期待が高まった」(大手証券)との声が聞かれた。

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