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 紙の原料となる木材チップから取れる繊維「セルロース」を処理し、乳牛に餌として与えると、生乳のコクが増したり生産量が増えたりすることが日本製紙の研究で分かった。繁殖成績が良くなる効果もみられた。紙の国内需要が低迷し製紙会社は多角化を模索しており、日本製紙は飼料としての活用を目指している。

 研究で与えたのは新たに開発した「高消化性セルロース」。牧草とトウモロコシに加えると、コクの深さの目安となる乳脂肪分の割合が約5%向上し、生乳の生産量も約7%増えた。牧草の一部と置き換えると、生乳の増加率は約10%に伸びた。

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