【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反発し、前日比779・71ドル高の2万3433・57ドルで取引を終えた。2万3000ドル台を回復し、約1カ月ぶりの高値水準。新型コロナウイルスの感染鈍化への期待から買いが優勢となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は203・64ポイント高の8090・90と大幅反発した。
トランプ米大統領が米国の新型コロナの感染状況がピークを迎えつつあるとの認識を示し、投資家心理が改善した。
米大統領選の民主党の候補指名争いで国民皆保険制度導入を掲げた左派サンダース氏の撤退表明も買いを誘った。
