記録的な大雨となった九州のほか、降水域は梅雨前線に沿って西日本から東日本、東北まで広がり、気象庁は7日、土砂災害や洪水の危険度が高まっているとして厳重な警戒を呼び掛けた。前線は8日にかけて南下するため、熊本県は引き続き大雨の恐れがある。
気象庁によると、前線は9日ごろにかけて西日本から東北に停滞する見込み。暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が安定せず、活動の活発な状態が続きそうだ。
降水域の拡大に伴って気象庁は長野、岐阜、静岡、奈良、愛媛各県と各県内の一部自治体に土砂災害警戒情報を発表しており、早めに安全な場所へ避難するよう促した。
