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 球磨川流域周辺の4日午前10時までの24時間降水量。青、緑、黄、赤の順に多くなる。(野原大督・京都大助教提供)
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 球磨川流域周辺の4日午前10時までの24時間降水量。青、緑、黄、赤の順に多くなる。(野原大督・京都大助教提供)

 4日に起きた熊本県・球磨川流域の水害で、上流の市房ダム(水上村)は事前の放流で降雨103ミリ分に相当する容量を確保したが、実際には1日で約420ミリ降り、4日午前11時ごろには緊急放流まで約10センチに迫る水位280・6メートルのほぼ満水状態だったことが、角哲也京都大教授(水工水理学)らの分析で8日分かった。

 国土交通省などのデータからダムの操作を分析した。下流への流出量を最大で毎秒560トン分減らしたが、本流に匹敵する規模の支流・川辺川にはダムがなく、合流する人吉市付近やその下流域で水があふれたという。

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