ドラッグストアで購入したうがい薬を通販サイトで転売したとして、京都府警は20日、医薬品医療機器法違反(無許可販売)の疑いで、岡山市中区の自営業、大藤伸栄容疑者(55)を逮捕した。府警によると、うがい薬の転売を摘発するのは全国初。
うがい薬を巡っては、大阪府の吉村洋文知事が8月、新型コロナ感染拡大防止のために使用を呼び掛け、品薄や高額転売などの混乱が起きた。大藤容疑者は「知事の会見を見て、今後需要が高まると思った」と供述している。
逮捕容疑は9月上旬、京都市の男性ら4人に、医薬品販売の許可を得ずにネット通販サイトでうがい薬6個を約2万6千円で販売した疑い。
