【モスクワ共同】アゼルバイジャンとアルメニアによる係争地ナゴルノカラバフを巡る紛争は1日、アルメニアが占拠していた領土のアゼルバイジャンへの引き渡しが完了し、ロシアの仲介で結ばれた11月9日の停戦合意は完全履行された。現地に展開しているロシア軍の平和維持部隊が発表した。
アゼルバイジャン領内にありながら、アルメニア人が多数を占めるナゴルノカラバフを巡り9月末に始まった武力衝突は、11月9日の停戦合意に基づき現地入りしたロシア部隊の監視下で戦闘が完全停止。アルメニアが占拠していた周辺地域をアゼルバイジャンに引き渡すことで終結した。
