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 米化学会誌は23日までに、名古屋大トランスフォーマティブ生命分子研究所の伊丹健一郎教授らのチームの論文を撤回したと明らかにした。一部の実験データに再現性がなく、誤った内容も含まれているためという。19日付の電子版で撤回した。

 論文は、次世代の炭素材料として注目される「グラフェンナノリボン」の合成技術に関するもの。昨年1月に掲載された。

 伊丹教授のチームを巡っては、英科学誌ネイチャーに発表した論文の実験データに疑義があるとして、昨年11月にも撤回されている。名古屋大は調査委員会を設置し、研究不正の有無などを調べている。

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