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 イラン中部ナタンズのウラン濃縮施設の遠心分離機=2019年11月(イラン原子力庁提供・AP=共同)
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 イラン中部ナタンズのウラン濃縮施設の遠心分離機=2019年11月(イラン原子力庁提供・AP=共同)

 【ウィーン共同】国営イラン放送によると、イラン原子力庁のサレヒ長官は16日、中部の核施設で同日未明、濃縮度60%のウランを製造したと明らかにした。核兵器級に一気に近づく重大な核合意違反。イランの核開発史上、最も高い水準になる。核合意再建に向けたウィーンでの米イラン間接協議は継続する方針だが、米欧の反発は避けられないとみられる。

 イランは14日、60%の濃縮ウランの製造に着手したと発表。イスラエルの関与が疑われる11日の核施設での破壊工作に対抗する措置だと主張していた。15年の核合意は濃縮度の上限を3・67%と定めたが、1月には20%にまで引き上げていた。

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