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 山梨県道志村で2019年9月に7歳で行方不明となった小倉美咲さんと、山中で発見された右肩甲骨のDNA型が一致し、死亡と判断されてから21日で1週間となった。当初から捜索に加わった住民らは「なぜ今になって…」と疑問を持つ。県警は死亡判断後も、死因の手掛かりを求め続け、危険を伴う急斜面に赴く。

 「住民は一生懸命捜した。残念だ」。道志村の50代男性は肩を落とす。美咲さんが行方不明になった後、捜索には警察や自衛隊のほか、消防団や山梨県猟友会の支部メンバーも加わっていた。

 猟友会に所属し、現場付近の山に詳しく、また地域の消防団長でもあった出羽公昭さん(82)は当時の捜索の際「自分の歩いた場所は、自信を持って何もないと言えるように」と住民らに呼びかけたという。

 同じ場所を違う人が2度、3度と確認しながら、隙間のないように捜したと振り返り、「当時は手掛かりが何もなかった。今回遺留物が見つかったことは個人的には不思議だ」と話した。

 県警によると、捜索場所は山の中腹で、山頂やふもとよりも森林がうっそうとしている。人の体よりも大きな岩が立ち並び、枯れ葉がじゅうたんのように堆積し、台風の倒木も残る。急斜面の山肌を捜す際には、ザイルを使う必要もあり、危険と隣り合わせだ。

 それでも連日続ける活動。今後はさらに急斜面にも取り組む方針といい、ある捜査関係者は「遺留物を全て見つけて、遺族にお返ししたい。事件か事故かを解明するために、熱意を持って全力で続ける」と語った。

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