秋篠宮ご夫妻は30日、東京都新宿区のホテルを訪れ、行政相談委員制度60周年記念式典に出席された。秋篠宮さまはあいさつで、新型コロナウイルスの影響が続き、自然災害に対する心配も絶えないとした上で「困っている人々に寄り添い、相談者と共に解決に向けて歩んでいく行政相談委員の活動は、ますます重要なものとなっていく」と述べた。
式典では、功労者に感謝状などが渡され、ご夫妻は拍手を送った。
総務省によると、行政相談委員は、行政に関する住民の苦情や要望を受け付けるボランティアで約5千人が全国で活動している。今回の式典は、新型コロナ禍で昨年開催の予定が1年延期された。
