赤信号を無視して車を交差点に進入させ、自転車の男性をはねて死亡させたとして、金沢地検は1日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪で、金沢市の建設業寺崎太尊容疑者(30)を起訴した。寺崎被告は車の助手席に乗り、運転者に赤信号を無視して進むよう指示したとする危険運転致死教唆容疑で逮捕、送検されていた。捜査関係者によると、指示を否定している。
地検は危険運転致死罪で、車を運転していた建設会社従業員長谷川玲子容疑者(46)=金沢市=も起訴した。捜査関係者によると、長谷川被告は寺崎被告の部下のような立場で、送迎の運転手などを務めていた。
