【キーウ共同】ウクライナに侵攻するロシアが東欧の北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対する領空侵犯などの挑発行為を激化させ、ポーランドやバルト3国を中心に動揺が広がっている。NATO戦闘機がバルト海などでロシア軍用機とつばぜり合いを日常的に展開、双方が直接対峙する構図が強まっている。
ロシア軍は9月以降、戦闘機や無人機を使った領空侵犯を繰り返している。無人機約20機がポーランド領空に侵入し、NATOが一部を撃墜した。数日後にはルーマニアにも無人機が侵入。エストニアとリトアニアではロシアの戦闘機による領空侵犯が確認され、NATOの戦闘機が緊急発進して対応した。

























