大相撲九州場所(9日初日・福岡国際センター)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が2日、福岡市東区の佐渡ケ嶽部屋で行われ、2場所連続優勝を目指す横綱大の里は大関琴桜と15番連続で取って12勝3敗だった。場所前初の出稽古で順調な仕上がりを見せ「年間4度目の優勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。
立ち合いの馬力はまずまずで、おっつけや巻き替えなど左の使い方も光った。10月中旬にロンドン公演があり、福岡入り後は急ピッチで稽古を進めてきた。「スタミナは少し切れていた。3日以降、ギアを上げて調整していかないといけない」と口元を引き締めた。小結高安は欠席した。

























