国内では珍しいウォンバットを飼育する大阪府池田市の五月山動物園は2日、オーストラリアから新たにやってきた2頭の見学イベントを開いた。木に登らないため「地上のコアラ」とも呼ばれ、草をむしゃむしゃと食べる姿に来園者からは「かわいい」と歓声が上がった。
ウォンバットはオーストラリア南東部を中心に生息し、夜行性でずんぐりした体つきやつぶれたような鼻が特徴の有袋類。同園での飼育は計5頭となった。国内では他に、長野市の茶臼山動物園の1頭に限られる。
五月山動物園によると、仲間入りした2頭はいずれも3歳の雄。現地では「ウーキー」、「ウーメラ」と呼ばれていたという。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。

























