宮内庁京都事務所は26日から、京都御所(京都市上京区)の秋の特別公開イベントで、平安時代から宮中に伝わる装束の着付け技術「衣紋」を人形展示で紹介する。今年は現在の京都御所が1855年に造営されてから170年の節目で、造営時に制作されたふすま絵も特別展示する。30日まで。
衣紋は、結婚など重要な儀式で皇族が着用する装束を2人一組で美しく着付ける技術。京都事務所では現在、管理課管理係の職員が技を受け継ぐ。展示は5体の人形を並べ、衣紋の流れを紹介する。報道機関向けに10月、着付けの実演が披露された。
公開イベントは申し込み不要で無料。入門は午前9時~午後3時20分。
























