将棋の第38期竜王戦7番勝負で勝利し、最年少で永世三冠の資格を得た藤井聡太竜王(23)=名人・王位・棋聖・棋王・王将との六冠=が14日、竜王戦5連覇から一夜明けて京都市で記者会見し、「少し時間がたって、防衛の喜びと永世竜王に対する光栄な気持ちが感じられるようになった」と話した。
藤井竜王は今回、竜王連続5期獲得により、棋聖、王位に続いて自身三つ目となる永世称号(永世竜王)を手にした。挑戦者の佐々木勇気八段を4連勝で破った今シリーズについては、「第4局では苦しさを感じる場面があったが、そこで踏みとどまって頑張ることができたのは収穫だった」と振り返った。
























