【北京共同】中国国家統計局が14日発表した10月の主要統計によると、消費動向を示す小売売上高は前年同月比で2・9%増加した。伸び率は9月より0・1ポイント鈍化した。増加率は6月以降縮小し続けており、政府による消費刺激策の効果に息切れ感が見えている。
小売売上高の伸び率鈍化は5カ月連続。家電類は政府の買い替え促進策の対象となっているが、14・6%減とマイナスに転じた。一方、スマートフォンなど通信機器類は23・2%増と好調だった。
工業生産の伸び率は1・6ポイント鈍化し4・9%。1~10月の固定資産投資は前年同期比1・7%減となった。不動産開発投資も14・7%減少した。
























