交流サイト(SNS)で外国人差別の反対を訴えている埼玉県鶴ケ島市の福島恵美市議(44)は14日、議員の肩書を使った発信の自粛を自らに求めた市議会の決議は不当だとして、撤回を求める民事調停を川越簡裁に申し立てたと明らかにした。13日付。
調停申立書によると、福島市議は3月、埼玉県内で開かれたクルド人の祭りに参加し、様子をSNSに投稿。これに対し「無知と馬鹿は時として犯罪の領域」などと批判する書き込みがあり、福島市議が反論する投稿をした。
5月以降、福島市議の発信に対する苦情のメールや電話が殺到。爆破予告などもあったことから、市議会は福島市議に議員の肩書を使ったSNSでの発信自粛を求める決議を賛成多数で可決した。
























