【北京共同】2日付の中国国営英字紙チャイナ・デーリーは「琉球王国が歴史的に中国の属国だったことや日本による琉球侵略」を示す「重要な証拠」が遼寧省の博物館で公開されたとの記事を1面に掲載した。高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁以降、中国メディアは沖縄県の日本帰属に疑義を呈する報道を続けており、日本を揺さぶる狙いとみられる。
公開されたのは中国の明王朝が1629年に琉球王国に下した勅書の複製。琉球王国の王位継承時期に出され、新しい王に属国としての義務を守るよう促す内容だとした。記事は勅書によって中国と琉球王国の朝貢関係が浮き彫りになったと強調した。
























