【キーウ共同】ウクライナの首都キーウにある国立貿易経済大で8日、飲食業を目指す学生に和食の作り方を教える講座が開講した。ロシアの侵攻を受け一時避難した日本で和食作りを学んだラリサ・バルスカさん(51)が講師を務め、すしの握り方を実演。学生たち約20人が鮮やかな手さばきに見入った。
バルスカさんは東部ドニプロ出身で大学の卒業生。侵攻後に避難民として約3年間、大阪や東京で暮らした。滞在中、千葉市の和食料理店で研修した。
バルスカさんはにぎりずしを披露。攻撃が続くキーウでは連日停電が起きており「日本と同じように冷蔵庫で食材を十分に冷やしておくことが難しい」と語った。
























