北陸新幹線敦賀(福井県)-新大阪延伸ルートを巡り、日本維新の会が8案での再検討を自民党に提案することについて、西脇隆俊京都府知事は9日の記者会見で、現状は「混沌としている」として、どのルートを支持するかは言及しなかった。一方、維新の提案により「議論が少し進む気がする」と述べ、段階が変われば意見表明する考えも示した。
北陸や関西の経済界などが早期延伸を求めている中で、知事としての態度を問われると「府民の理解と、関係自治体の協力がない限り進まない」とこれまでの説明を繰り返した。
現行の「小浜京都ルート」は、府内で地下水などへの影響を懸念する声があり、着工に至っていない。
























