千葉県成田市の特別養護老人ホーム「有楽苑」で入所者の女性(90)を殴るなどしたとして、県警は9日、傷害の疑いで同県神崎町、介護福祉士鹿俣欽市容疑者(48)を逮捕した。女性が搬送先で死亡したため、傷害致死容疑への切り替えも視野に捜査する。
逮捕容疑は4日午前3時55分~4時10分ごろ、椿とみさんの顔を平手で複数回殴り、脳内出血などのけがをさせた疑い。椿さんは9日午前、病院で死亡した。施設によると、椿さんの顔にあざがあるのを他の職員が発見した。4人部屋で、カメラには「痛い」「何でたたくんだ」などの叫び声が残っていた。施設の聞き取りに「介助中に抵抗された」などと話したという。
























