沖縄周辺の太平洋上空で中国軍のJ15戦闘機が航空自衛隊のF15戦闘機に2回にわたり断続的にレーダー照射した問題で、1回目は50キロ程度、2回目は百数十キロ離れた距離から照射したとみられることが9日、関係者への取材で分かった。防衛省は互いに目視できない距離だったと説明し、詳しい位置関係は明らかにしていない。
防衛省によると、J15は空母「遼寧」の艦載機で、6日午後に発着訓練を開始。対領空侵犯措置として、空自のF15が緊急発進(スクランブル)した。照射は午後4時32分ごろから35分ごろと、午後6時37分ごろから午後7時8分ごろ、断続的に発生した。
























