兵庫県芦屋市立小に在籍中、いじめを受けて登校できなくなるなどした児童の保護者が、「重大事態」の認定が遅れるなど学校や市教育委員会の対応が不適切だったとして損害賠償を求めた訴訟で、市が60万円を支払うことで和解したことが9日、市教委への取材で分かった。神戸地裁の勧告を踏まえ、8日付で和解が成立した。

 市教委が公表した調査報告書によると、2021年12月、児童を誹謗中傷するメッセージのやりとりを他の児童がしていたと判明し、学校は加害児童に謝罪させるなどした。被害児童は休みがちになり、22年3月末までの欠席は58日に上った。