政府は9日、感染症に効果のある抗体成分を体内に投与する「抗体製剤」を、ワクチンと同様に予防接種で使えるようにする予防接種法の改正案を閣議決定した。今国会に提出する。法改正後、風邪症状や肺炎をもたらすRSウイルス感染症の抗体製剤を念頭に、新生児らへの定期接種化に向けた議論を始める方針。
上野賢一郎厚生労働相は閣議後の記者会見で「予防接種の選択肢が増える」と話した。
抗体製剤はウイルスなどの病原体を排除する人工的な抗体を投与し、免疫を獲得させる。病原体の一部などを体内に送り込み、抗体ができるのを促すワクチンとは仕組みが異なる。現行法の定義では抗体製剤を予防接種に使うのが困難だった。























