新たな夜行特急列車「ルナ・アズール」の車内イメージ(JR東日本提供)
 新たな夜行特急列車「ルナ・アズール」の車内イメージ(JR東日本提供)

 JR東日本は9日、2027年度から走る全席個室の新たな夜行特急列車の名称を「ルナ・アズール」と発表した。秋までは品川-青森を週2往復運行する。冬は昼に品川-長野原草津口(群馬)を週6往復する。

 JR東によると、スペイン語で「青い月」を意味し、「上質さ」や「日常を離れた体験」などを表現している。車体はかつて人気を博した寝台特急「ブルートレイン」をイメージ。明るい青と濃紺の2色に「夜明け前の一瞬の輝き」を表す白いラインをあしらった。

 JR東によると、青森行きは約12時間半の行程で、上越線と羽越線を経由して秋田や弘前などに停車する。料金は東北新幹線のグリーン車を上回る程度の料金を想定。27年春の運行開始を目指すが、中東情勢の影響で内装の塗料の入手が難航しており、具体的な運行開始日は未定という。

 喜勢陽一社長は定例記者会見で「東北についてはまだまだ知られていない魅力があるので、発信していきたい」と話した。