本格的な猛暑を前に、夏の装い商戦が活発だ。アパレル各社は最高気温40度以上の「酷暑日」に備えた商品開発や販売戦略を展開している。機能性を高めた作業服や、慣例よりも快適さを重視した着こなしを提案し、商機を探る。
昨夏は群馬県伊勢崎市で国内歴代最高気温の41・8度を記録した。今年も暑さが懸念される中、作業服大手ワークマンは外気温が45度でも耐えられる作業着「エックスシェルター暑熱Ω(オメガ)」を発売した。東レと連携し、高い遮熱性、通気性を実現。炎天下でも衣服内の温度上昇を抑えられるという。担当者は「日本の夏は、もはや災害の域に達している」と危機感をにじませ、熱中症対策商品を強化する。
「私たちが感じる暑さは一様ではなく、1着の服だけで快適に過ごすのは難しくなっている」と説明するのは、衣料品大手ユニクロの担当者。直射日光や湿気、熱帯夜など時間帯や場所で暑さの質が異なることに注目し、商品の訴求を機能別からシーン別へ広げる。
「洋服の青山」はビジネス向けのハーフパンツを発売した。























