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 (C) 2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会
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 (C) 2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会

 犯罪劇の中でも、最後に登場人物だけでなく観客までも痛快にダマされる“コンゲーム”は、映画では人気ジャンルの一つだ。けれども、緻密に張り巡らされた伏線が観る側にも集中力を強いるため、テレビドラマ、とりわけ毎週観なければならない連続ドラマでは成立しにくかった。それをヒットさせたのが古沢良太脚本の『コンフィデンスマンJP』。本作は、その劇場版第2弾だ。

 今回、天才詐欺師・ダー子(長澤まさみ)率いるチームが狙うのは、シンガーポールの大富豪が遺した10兆円の資産。偽の隠し子を送り込むのだが…。連ドラでは原則1話完結の1時間内で描かれたコンゲームを2時間のボリュームにしても、一糸乱れぬどころかさらに緻密に構築してみせた前作『ロマンス編』には、さすが古沢良太!とうならされたが、さすがに今回はそこまでの衝撃はなかった(2作目で2時間の枠に慣れたせいもあるが)。

 それでも、二転三転する展開にしっかりダマされてしまったし、スリルと笑いの見事な緩急だって健在。何より、新たな豪華ゲスト陣に加え前作のゲストも総出演し、テレビシリーズのゲストまでカメオ出演するキャストのあり得ない豪華さだけでも、観る価値は十分にある。コンゲームはやはり、スクリーンで楽しむにこしたことはない。★★★☆☆(外山真也)

監督:田中亮

脚本:古沢良太

出演:長澤まさみ、東出昌大、小手伸也、小日向文世

7月23日(木)から全国公開

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