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 (C)2020 Silent Tokyo Film Partners
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 「アンフェア」「HERO」の脚本家・秦建日子がジョン・レノンの「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされて書いた小説を「SP」シリーズを手がけたヒットメーカーの波多野貴文監督が実写映画化。

 恵比寿、渋谷に次々と爆弾が仕掛けられたクリスマスイブの東京で、事件に巻き込まれていく人々の運命を追っていくサスペンス・エンターテインメント。佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海ら演技派俳優の緊張感に満ちた熱演が、東京爆破という非現実的な(いや現実には絶対に起きて欲しくない)話を非常に現実的な物語にしています。

 約3億円の総工費をかけたという、渋谷のスクランブル交差点で人々が爆破予告にパニック状態に陥る映像は、まるでハリウッド映画さながらの迫力! 音響も映像も迫力満点の作品なので、ぜひ大きなスクリーンのある映画館で楽しんでもらいたいです。エンターテインメント的要素の中で、国民を戦争に向かわせようとしたり、国民の命を軽視する首相の描写などの社会問題も提示しているので、中高生や若い人もこの映画を観れば戦争とは何かを考えるきっかけになるのではないかと思います。一人一人が、社会のことを見つめ直さないと、気がついたら自分たちの遊び場である渋谷のスクランブル交差点が吹き飛ばされる事態になりかねないことを、エンタメ作品を通して年末に考えるいい機会になるでしょう。★★★★☆(森田真帆)

12月4日から全国公開

監督:波多野貴文

出演:佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海

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