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 喜多郎&柴田一成『KOJIKI AND THE UNIVERSE』
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 喜多郎&柴田一成『KOJIKI AND THE UNIVERSE』

 喜多郎の紡ぎ出す美しく雄大な音楽に、なにやら顕微鏡を覗き込んだような美しい映像が重ねられている。なんだろう……? なんとこれ、宇宙のさまざまな活動を捉えた映像なのだという。

 シンセサイザー音楽の先駆的存在であり、今も世界中で高い評価を得る喜多郎の代表作のひとつ「古事記」に、京都大学花山天文台長であり宇宙物理学者の柴田一成がセレクトした宇宙の映像が重なり、生まれた本作。神話と宇宙との深い関わりに思いを馳せ生み出された楽曲に、宇宙そのものの映像が寄り添うと、たしかに驚くほどの親和性を感じる。

 広い広い宇宙と、小さな小さな細胞の活動の相似性にふと思い至ったとき、お腹の奥底で納得するような、安心するような感覚が訪れる──そんなセンスオブワンダーをずっと突き詰めている人こそ喜多郎なのかもしれないと感じた。ちいさな画面で見るのはもったいない、プロジェクターにでも投影させて楽しみたい作品だ。

(DIAA・3500円+税)=玉木美企子

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