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 通算8作目となるオリジナル。約2年ぶりに再集結しただけあって、新しいことへのチャレンジ精神に満ちあふれた作品だ。

 1曲目『不死鳥』からの5曲は、従来からの高速レゲエナンバーを、『GOLD』では流行のトロピカル風にしたり、『四方戦風』では和楽器とベース音で重厚にしたり、これまで以上にカッコよく洗練されている。特に、さまぁ~ずの番組テーマ曲となった『Summers』は、代表作『睡蓮花』のお手軽なナンパを世界旅行に置き換えたような楽曲で、海外のバカンスでオープンカーを乗り回すような豪快な気分になれる。

 6曲目からの4曲は家族愛がテーマ。子どもとの会話のような歌詞の『ただいま!』、彼らには珍しく「私」が主人公で「君」を懸命に支える『アイロン』、40代となり愛の深さを痛感する『母に贈るうた』など、年齢を重ねたからこそ素直に聴きたい曲ばかりだ。

 10曲目からの5曲は、自由奔放なニートと、彼に計画的な仕事を勧めるエリートが、時を経て協力し合うという『アリとキリギリス』や、鬱屈とした現代社会を打破しようと歌う『Power of the equality』など、前向きに攻めた内容。特に、ラストの『一番歌』は、中田ヤスタカとのコラボで、クールなテクノサウンドとタフな彼らの歌声との融合が絶妙で心地よい。どちらか一方が苦手だった人にも是非聞いてほしい傑作だ。

 本作を聴けば、実力を認めているけれど疎遠にしていた人に、声を掛ける勇気がもらえるはず。

(ユニバーサルミュージック・通常盤3000円+税)=臼井孝

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