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 プリテンダーズ名義としては16年の『アローン』以来4年ぶりの新作です。80年のデビュー以来、女性ロッカーのアイコンとして活躍してきたリーダーのクリッシー・ハインドですが昨年リリースしたアルバムがスタンダード曲のカヴァー作品であったのでまさかのロック引退?とも思われたのですがさすがカリスマ・ロッカー、素晴らしいロックンロールで帰ってきてくれました。

 『アローン』はセッション・メンバーによる作品でしたが新作はオリジナル・ドラマーのマーティン・チェンバーズを含む現行のツアー・メンバーによるレコーディング。良い意味で80年代のプリテンダーズ・サウンドを聴くことができます。プロデュースはクリッシー自身とブラーも手がけたスティーヴン・ストリート、曲はギターのジェイムス・ウォルボーンとの共作、二人とも69歳になるクリッシーとは歳は違えどビンテージな作品作りに手腕を発揮しています。セカンドシングル「愛しのキッズ」を彷彿とさせる「ザ・バズ」、バラードの「ユー・キャント・ハート・ア・フール」は涙ものです。

(ワーナー・ミュージック・配信/輸入盤)=北澤孝

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