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 TWICEやNiziUのプロデューサーとして活躍する韓国人男性シンガーソングライターの日本初となるベスト盤。2020年末で49歳になるが、80年代風の明解なポップスから複雑に曲想が変化する近年の楽曲まで歌いこなしているのが凄い。

 全19曲中17曲が韓国語での歌唱だが、恋の駆け引きを楽しむ際の妖しげなものや別れを惜しむ際の切ないもの、さらに愛しく見守る際のものと、歌声の使い分けが巧みで、タイトルを見て聴けばなんとなく共感できる。総じてジョージ・マイケルのような明るさと翳りの対比や、マイケル・ジャクソンのような緩急をつけた歌唱を想起させる点も華やかだ。

 メロドラマ好きな韓国のお国柄なのか17曲中8曲が相手への未練が主題だが、セクシーな女性に惹かれていく『Honey』や、お尻が好きと何度も告白する『Who’s your mama? feat.Jessi』、そして子どもへの惜しみない愛を歌った『This small hand』などそれ以外の楽曲が特に印象に残った。

 日本語歌唱は、これまた切ないバラードの『忘れられない君(If)』とSUNMIとのデュエット曲『When We Disco』を収録。特に、後者はなぜか『星降る街角』のような懐かしい親しみやすさがあり、いずれ演歌・歌謡曲にも進出しそうな気もした。

 初回盤はオーディション番組でも話題となった彼の語録を収録したブックレット付で、“学習能力が大事”など筋の通った言葉が印象的。本作から、自分の気持ちを的確に表現する大切さを学ぶはず。

(ソニー・初回生産限定盤 3182円+税)=臼井孝

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