国内シェア7割! ケンミンのビーフン

2018/10/29 16:51

料理人が作った焼きビーフン=健民ダイニング

 問題、スパゲティと並んで神戸港からの輸入が多い麺は何? 関連ニュース 国内シェア7割! ケンミン食品のビーフン

 ヒント①=材料は米粉である。ヒント②=中国南部が発祥とされる。ヒント③=平たい断面のフォーと違い、細くて丸い。ヒント④=神戸に国内シェアの約7割を占める会社がある。ヒント⑤=その会社のロングセラー商品は「即席焼き○○○○」。
 答えは「ビーフン」。その会社とは神戸市中央区にあるケンミン食品だ。
 終戦後間もなく、古里の味を懐かしむ中国人や東南アジアからの引き揚げ者のために作り始めたのが起こりという。中華街・南京町のほど近く、高度成長期のミナト神戸の面影が色濃い海岸通に本社ビルを構える。
 現在、主力の生産拠点はタイにある。うどんやラーメンに比べて認知度が低かったが、同社の直近の決算は売上高、経常利益とも過去最高と威勢がよい。国民食になる日も近い?(内田尚典)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ