豪雨被災地の復興支え 兵庫発ボランティア40人

2018/08/06 12:36

リレー方式で家具などを運び出すボランティア=27日午後、岡山県倉敷市真備町尾崎

 西日本豪雨の発生から3週間が過ぎた27日、全国から多くのボランティアが岡山県倉敷市真備町などの被災地を訪れた。兵庫からも約40人がボランティアバスに参加し、家具の運搬や泥だしなどで、被災者の生活再建を後押した。 関連ニュース 兵庫県内のボランティア11人が石川・珠洲市へ出発 能登半島地震発生1年半を前に 災害ボランティア団体、事前登録制度が7月開始 内閣府が審査、都道府県の「協力命令」可能に 災害ボランティア支援強化訴え国に要望書提出 神戸の団体

 神戸市中央区のひょうごボランタリープラザ(高橋守雄所長)が主催し、18~80歳の幅広い年齢層が集まった。参加者は班ごとに分かれ、同市真備町尾崎地区で活動。強い日差しが照りつける中、民家から泥で汚れた家具を運び出したり、家屋内の泥を取り除いたりする作業に追われた。
 初参加という、明石商業高校3年の女子生徒(18)=神戸市=は「住民の皆さんは避難所生活で眠れないと話していた。復旧作業の人手が全く足りておらず、どんどん参加していきたい」と汗を拭った。(太中麻美)

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