兵庫県内の通行止め150カ所超 西日本豪雨
2018/08/06 12:38
神戸新聞NEXT
西日本豪雨に伴う土砂災害などで通行止めの道路が、兵庫県内で少なくとも156カ所に上ることが、25日時点の神戸新聞社の集計で分かった。豪雨による特別警報が出てから27日で3週間。通勤や通学、観光施設の集客への影響が長引いているが、復旧は大半が8月以降にずれ込む見込みだ。週末には台風12号の接近が予想され、被害の拡大や復旧の遅れも懸念される。
関連ニュース
【災害時の集落孤立対策】道路網強靱化に高い壁 識者「生き延びる備えを」
【独自】半島2900集落災害で孤立恐れ 道路寸断・津波で、共同通信調べ
新たな防災気象情報、来年5月に 「危険警報」創設、直感的表現
県や各市町によると、25日時点の通行止めは県道計10カ所、市・町道計144カ所。国道は1カ所で宍粟市内の429号の約6・5キロが通行できず、六甲北有料道路・神戸三田インターチェンジ(IC)-長尾ランプ間も通行止めが解除されていない。
地域別では西播磨が最多の32カ所で、そのうち宍粟市が約半数の18カ所。土砂崩れで男性が犠牲となった同市一宮町公文の小原集落へ向かう県道は、土石流再発の可能性があり一般車両の通行を規制する。民家への浸水被害が相次いだ丹波市は16カ所に上った。
神戸市では六甲山上に至る道路2カ所が通行止めとなり、観光施設の客足が減少。たつの市や佐用町では森林公園や天文台へ向かう道路が通行できず、一部のイベントが中止になった。
週末は台風12号に伴う大雨が懸念され、県道路保全課は「豪雨で地盤が緩み、普段より土砂災害が起きやすい」と警戒を強めている。(まとめ・田中宏樹)