阪神ブロック 浜甲サヨナラで初V。鳴尾東、池尻も本大会へ

2019/06/17 14:50

決勝でサヨナラ勝ちし、笑顔で抱き合う浜甲タイガースの選手たち

 小学生球児が競う「神明あかふじ米 第32回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会阪神ブロック大会」(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)は18日、西宮市河原町の西宮中央運動公園野球場で決勝や準決勝など計4試合があり、浜甲タイガース(西宮)が初優勝を果たした。(風斗雅博、中川 恵、山本 晃) 関連ニュース 阪神タイガース2軍拠点、3月開業 尼崎駅前中央公園、同時期リニューアル まちの魅力向上へ タイガース近本と村上、来季へ準備着々 覇権奪還の鍵は「巨人戦」 故郷淡路島で自主トレ公開 中学生の夢、タイガース近本選手も応援 社高の先輩とリンクアップ設立 芦屋市教委と協定


 準決勝第1試合は、浜甲が序盤に本塁打を浴びるなどしてリードを許したが、三回に適時打で逆転し池尻ラッキーズ(伊丹)を振り切った。第2試合は鳴尾東ビクターズ(西宮)が中軸の長打などで得点を重ね、守っても投手リレーで長尾タイガース(宝塚)打線を完封した。
 西宮勢の対決となった決勝は1点を争う好ゲーム。浜甲が一回、三塁打などで先制するも、三回に鳴尾東が左越え二塁打で同点に。一進一退の接戦は特別延長八回、浜甲が左中間を破る決勝打でサヨナラ勝ちを収め、初の栄冠に輝いた。
 3位決定戦は池尻が6-1で長尾を下した。
 浜甲と鳴尾東、池尻は、7月からG7スタジアム神戸(神戸市須磨区、旧・神戸総合運動公園サブ球場)などで開かれる本大会に出場する。

 ▽準決勝
浜甲タイガース(西宮)
003 02=5
110 00=2
池尻ラッキーズ(伊丹)
(浜)坂本-平山(池)木下-佐藤▽本塁打 佐藤(池)

鳴尾東ビクターズ(西宮)
103 000 0=4
000 000 0=0
長尾タイガース(宝塚)
(鳴)吉井、西澤-長嶺夢(長)谷口、尾谷-豊澤、鈴木

 ▽決勝
鳴尾東ビクターズ(西宮)
001 000 00=1
100 000 01=2
浜甲タイガース(西宮)
(特別延長8回)
鳴)東埜、吉井-長嶺夢(浜)木村-平山

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