<神明あかふじ米 兵庫県ジュニア軟式野球>東播ブロック ナインストリーム初V 準優勝は二見 両チーム本大会へ
2021/06/07 14:37
力強い打撃でチームをけん引した東播ナインストリームの川上慧主将(手前左)=いずれも浜の宮公園グラウンド
「神明あかふじ米第33回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会東播ブロック大会」(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)の決勝が6日、加古川市尾上町口里の浜の宮公園グラウンドで開かれた。東播ナインストリーム(同市)が、二見フレンズジュニア(明石市)を14-5で破り、初優勝した。両チームは、7月17日にG7スタジアム神戸(神戸市須磨区)で開幕する本大会に出場する。(千葉翔大)
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決勝でも、強力打線は止まらなかった。東播ナインストリームは初回、2死から5番の石岡莉久選手が中堅手を越すランニング本塁打で3点を先制。二回には1番の西本丈一郎選手のランニング本塁打、4番の吉本悠馬選手の適時打で4点を追加し、三回までに計10点を奪った。
序盤から劣勢に追い込まれた二見フレンズジュニアは四回、押し出し四球で1点を返した。続く2死満塁の好機では、2番の山本結斗選手が外角高めを振り抜き、意地のランニング本塁打。山本選手は「1点でも多く返そうと思って打席に入った。1日300本のスイングの成果が出た」。
ただ、東播の大垣幸信監督が「流れを渡さない雰囲気が大切」と話したように、失点直後の攻撃では、3番の川上慧(けい)主将が2本目の安打で出塁。二見のミスに乗じて2得点するなど、試合の主導権を握り続けた。守備では、小刻みな継投で反撃を5点に食い止めた。
東播はチーム発足13年目で初のブロック大会制覇。だが、川上主将は「本大会の優勝が目標。打撃と機動力を発揮できるように準備したい」と前を見据えた。
▽決勝
二見フレンズジュニア
000500│5
34322×│14
東播ナインストリーム
(6回時間切れ)
(二)藤原、仲村-中山(東)森満、西本、森満、水口、西本-吉本▽本塁打 山本(二)石岡、西本(東)▽三塁打 水口、西本(東)▽二塁打 西本、川上(東)