北淡路ブロック大会 志筑が2年連続優勝 浦を破り本大会出場権

2022/06/06 09:36

2回裏、逆転打を放つ志筑少年野球団の佐奈喜理人選手

 神明あかふじ米第34回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会北淡路ブロック大会(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)の準決勝と決勝が5日、淡路市育波の北淡西スポーツセンターであった。決勝は、昨年優勝した志筑少年野球団が11-1の4回コールドゲームで浦オリオンズを破り、2年連続の優勝を果たした。志筑は7月30日に神戸市須磨区のG7スタジアム神戸などで開幕する本大会に出場する。(吉田みなみ) 関連ニュース 秋季近畿高校軟式野球が11月9日開幕 兵庫大会Vの育英は耐久(和歌山)と初戦 兵庫県中学新人軟式野球、陵南V 鷹匠に4-3で競り勝つ   軟式野球・兵庫県中学新人大会が開幕 鷹匠、西淡、網干、陵南が4強入り


 決勝に臨んだ志筑は二回表に先制を許したものの、同回裏で四死球やエラーにより1死満塁の好機を得た。死球による押し出しで1点を返した後、1番佐奈喜(さなぎ)理人選手(11)の中央適時打で逆転。さらに三回に1点を加え、四回は四死球や左翼打による出塁で8得点し、コールド勝ちを収めた。浦は序盤落ち着いてプレーしていたが、二回以降の四球やエラーが響き、流れを引き戻すことができなかった。
 逆転打を放った佐奈喜選手は「緊張して体がこわばっていたが、監督の『笑え』というアドバイスでリラックスして打てた」と声援に感謝。岡本煌生主将(12)は「今日はずっと声も出せて、守備も攻撃もうまくできた。本大会も優勝を目指す」と力を込めた。
 浦の田村佳士(けいと)主将(11)は「最後はチーム全体の集中力が切れて大量得点を許してしまった」と悔しがりつつ、「1年生の冬に野球を始めてから、決勝に残れた公式戦は初めて。優勝争いができてうれしかった」と話した。

 ▽準決勝

岩屋フェニックス
000000│0
00010×│1
浦オリオンズ

いざなぎ少年野球クラブ
00000│0
3220×│7
志筑少年野球団
(5回コールド)

 ▽決勝

浦オリオンズ
0100│1
0218│11
志筑少年野球団
(4回コールド)

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