木質ペレットの可能性を語る谷渕庸次さん=宍粟市一宮町安積、兵庫県立森林大学校
木くずから発電する-。面白そうだと思って大学、企業で木質バイオマスのガス化発電を研究してきました。12年前、妻の実家のある岐阜県高山市で木質バイオマスの研究所を立ち上げて独立し、兵庫県内など全国の市町や企業の設備導入を支援しています。
宍粟市一宮町に昨春開校した県立森林大学校から声が掛かり、里山資源利用論の講師になりました。林業の将来を担う若者に、木を材木だけでなく燃料として活用する大切さを伝えています。