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林業打撃、入荷3割減 道路復旧へ補助も 宍粟

2018.08.08
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豪雨の影響で出荷量が減っている山崎木材市場=宍粟市山崎町須賀沢

豪雨の影響で出荷量が減っている山崎木材市場=宍粟市山崎町須賀沢

 西日本豪雨から1カ月。兵庫県宍粟市北部を中心に林道が崩れるなどの被害が176件確認され、同市の基幹産業の林業にも影響が出ている。山崎木材市場(同市山崎町須賀沢)では競り市を取りやめた日もあり、7月の入荷量は前年比約3割減少。木材供給の回復には道路網の復旧が欠かせず、市は特例で独自の補助金を出すなど対策を始めた。

 今月7日までに市に報告があった林業関係の被害は林道や作業道の崩落などが108件、渓流からの土砂流出や山腹崩壊が68件。市北部の波賀町や一宮町北部、千種町で特に多い。また林野庁兵庫森林管理署(同市)によると国有林でも林道寸断などの被害が大きく、森林整備事業の遅れが生じているという。