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播州刃物の職人育成工場、第1号ナイフ完成 小野

2018.12.07
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富士山や松などをかたどった「フジナイフ」を手にする藤田純平さん(左)と宮之原康詞さん=ワークショップ

富士山や松などをかたどった「フジナイフ」を手にする藤田純平さん(左)と宮之原康詞さん=ワークショップ

 兵庫県小野市西本町の播州刃物職人育成工場「ワークショップ」が7月に稼働して以来、初の製品となる折り畳みナイフを三寿ゞ刃物製作所(三木市本町2)と共同で製作し、このほど販売を始めた。富士山や三保の松原をデザインして「日本らしさ」を打ち出し、海外への出荷も目指す。好調な購入申し込みに応えようと、職人2人が急ピッチで組み立て加工に励んでいる。(笠原次郎)

 250年続く播州刃物の後継者育成を目指す同工場には、鍛造に使う大型ハンマーや火をおこす小型の炉、研磨機などがそろい、元ミュージシャンの藤田純平さん(26)=姫路市=が腕を磨く。11月中旬には、工業高校出身で会社員としてものづくりに関わってきた宮之原康詞さん(39)=加古川市=が「美しいデザインにひかれた」と、会社を辞めて加わった。