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最先端技術で70年前の丼鉢を再現 漆工芸家が仕上げ塗り

2019.12.12
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70年前の丼鉢を持つ竹田社長(右)と再現した丼鉢を持つ佐藤精機の佐古田倫春さん=姫路市北条

70年前の丼鉢を持つ竹田社長(右)と再現した丼鉢を持つ佐藤精機の佐古田倫春さん=姫路市北条

 JR姫路駅(兵庫県姫路市)名物の「えきそば」で知られるまねき食品(姫路市北条)で70年前に使用されていた丼鉢が、最先端の技術で再現された。発端はフリーマーケットアプリで偶然、当時の丼鉢が見つかったことだった。同社の竹田典高社長(38)は「昔から親しまれてきたえきそばが、今後も変わらず愛されるように思いを込めた」と話す。

 戦後に誕生したえきそばは1949年、改良の末、小麦粉に弾力を持たせる「かんすい」を入れた中華麺を、和風だしで味わう現在のスタイルが確立。当時は、列車に乗って食べられるように陶器製の丼鉢込みで販売していた。