ひょうご経済プラスTOP 地域発一覧 62年経っても大人気 神戸の「人工衛星饅頭」

地域発

62年経っても大人気 神戸の「人工衛星饅頭」

2020.01.30
  • 印刷
人工衛星饅頭

人工衛星饅頭

 神戸市民にはなじみがあるかもしれないが、社会人になって初めてこの街で暮らしはじめた私にとって、このネーミングはあまりにもインパクトが強すぎる。湊川公園西口の交差点を車で通るたび、赤の暖簾をついつい見てしてしまう。屋号は「大吉屋」(同市兵庫区上沢通1)と、とてもシンプルだが、その商品名はなんと「人工衛星饅頭」。しかも「関西名物」とある。大胆すぎる! 兵庫マンスリーが巡ってくれば、必ず取材しようと思っていた、その大吉屋の門をたたいた。(喜田美咲)

 開店時刻の午後2時が近づくにつれ、どこからともなくわらわらと人が集まってくる。「今日は三つ」「いや四つちょうだい」。常連客とおぼしき女性が口火を切る。堂々とした買いっぷりに圧倒されている場合ではない。取材しなければ…。