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カキ養殖「新たな名物に」6年かけ初出荷へ 高砂

2020.02.04
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カキの入った籠を海中から船上に引き上げた大西正起さん=播磨灘

カキの入った籠を海中から船上に引き上げた大西正起さん=播磨灘

 兵庫県高砂市の伊保、高砂の両漁業協同組合がカキの養殖に取り組み、伊保漁協が3日、初出荷に向けて水揚げした。栄養豊かな播磨灘で育ったカキは、小ぶりながら丸みを帯びた身にしっかりと成長。今後、販路を開拓しながら、4月ごろまで計約5千個を水揚げし、出荷する予定。6年がかりで本格出荷にこぎ着けた組合員は「高砂の新たな名物に」と期待を寄せる。(広岡磨璃)

 底引き漁や船引き漁の漁獲量が減少する中、新たな収益源に育てようと、6年前から養殖を研究。遠くはオーストラリアへも産地の見学に足を運んだ。育成方法もロープに種ガキを取り付けて垂らす「垂下式」など試行錯誤を重ね、籠にカキを入れて育てる「バスケット式」にたどり着いた。バスケット式は1個1個が満遍なくプランクトンを摂取でき、カキ同士がぶつかるため付着物が少なくて済むという。