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イノシシでまちおこしを 「猪狩」地区でジビエ試食 南あわじ

2020.10.18
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イノシシを使った料理が振る舞われた試食会=南あわじ市伊加利

イノシシを使った料理が振る舞われた試食会=南あわじ市伊加利

 田畑を荒らすイノシシを、まちおこしの起爆剤にしようと取り組む兵庫県南あわじ市伊加利地区の地域づくり協議会がこのほど、イノシシ肉を使った薫製や角煮を味わう試食会を開いた。住民のほか、吉備国際大学狩猟部の学生らを招いて料理の味やイノシシの活用法などについても議論。今後は市の「地域づくりチャレンジ事業」に申請予定で、将来的にはジビエを使った特産品の開発や観光施設の設立などに期待を寄せている。(西竹唯太朗)

 市によると、昨年度のイノシシ捕獲頭数は約3千頭。農作物被害額は約1千万円に上る。一方で、同地区の住人は約400人と減少の一途をたどる。観光施設や目立った名産品もほとんどなく、交通量の多い幹線道路に面している利点を生かし切れていないのが現状という。