地域発
競走馬を活用し純米大吟醸「勝利馬」 小西酒造が立命館大と開発
ウマい清酒ができました-。競走馬の馬ふんでできた堆肥で育てた米を原料にした純米大吟醸「勝利馬」を、兵庫県伊丹市の酒造会社「小西酒造」(東有岡2)が立命館大学などと協力して開発した。競走馬はドーピング検査で薬物規制が厳しいため、安全でおいしい米を有機栽培できるといい、開発担当者は「勝利馬のごとく、その名をとどろかせる銘酒になってほしい」と話す。
米は日本酒で定番の山田錦ではなく、あえてコシヒカリを使用。特有の香りが引き立ち、やや辛口でコクがあり、化学肥料を使っていないという安心感も酔いを回らせる。
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