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分割できる医療ウィッグ がん治療で脱毛の患者支援 姫路の美容室が開発

2021.07.16
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全体用と部分用とに分割できる医療用ウィッグ。レゴリスメディカルビューティーが開発した=姫路市内

全体用と部分用とに分割できる医療用ウィッグ。レゴリスメディカルビューティーが開発した=姫路市内

 抗がん剤の副作用や脱毛症などで頭髪に悩みを抱える人をサポートする医療美容室「レゴリスメディカルビューティー」(兵庫県姫路市白銀町)が、脱毛後の伸び具合に合わせて分割できる医療用ウィッグ(かつら)を開発した。これまでは不快感を我慢して全体ウィッグを着けるか、部分ウィッグを別に買う必要があったという。同店代表の増田榮子さん(53)は「金銭的な負担を抑えつつ、自分らしさを取り戻すきっかけになれば」としている。(森下陽介)

 増田さんは2014年、「髪にコンプレックスを持つ人に寄り添いたい」と同美容室を開業。医療美容師という民間資格も持ち、年間延べ約千人の利用客から頭髪の悩みなどを聞いてきた。側頭部に比べ、前頭部から頭頂部にかけての髪が生えにくいという声が多く、「分割できるウィッグがほしい」との要望に着目。ウィッグのメーカーと開発を続けてきた。

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