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酒樽技術の伝承に責任感

菊正宗酒造・嘉納毅人会長

2019.03.06
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菊正宗酒造 嘉納毅人会長(同社提供)

菊正宗酒造 嘉納毅人会長(同社提供)

 国の文化審議会はこのほど、灘五郷の酒樽製作技術を国の無形民俗文化財に指定するよう、文部科学相に答申した。菊正宗酒造(神戸市東灘区)の嘉納毅人会長(75)は「うれしい半面、伝承への責任を感じる」と話す。

 同社は、樽職人の高齢化で廃業した製造業者を引き継ぎ、2013年から樽の自社生産を始めた。「技術を守らないと(木の香りが移った)樽酒が造られず、鏡開きもできなくなる」と危惧する。